宇宙リンゴ

宇宙リンゴ

🍎スウェーデンのスーパーで売られているリンゴの種類は常時約8種類くらいあると思います。たいていは売り場に山積みにされていて、買う人は袋に必要な分をとって量り売りです。

ほとんどのリンゴは日本のリンゴより一回り小さめです。よくスーパーで売られているリンゴたちの名前は、多分一番多いRoyalGalaローヤルガラ、思わず歌いたくなるPinkLadyピンクレディ、緑が目に染みる青りんごのGolden Deliciousゴールデンデリシャス、香りが自慢⁈のAromaアロマ、いかにも北欧名Ingrid Marieイングリッドマリーなどなど。

私の一番手リンゴの名はJAZZ。普段はちょっと高めの値段がついています。いつも横目で値段をチェックし、特売の時に逃さず買っています。このリンゴにこの名前を付けた人のセンスは称賛に値する、と常々思っています。このリンゴを嚙み砕いている時、頭の中に響きわたる音がまさしくJAZZY。ザグザグズンズンズン。食感と音感の融合?笑。スウィングできるリンゴ。体を揺らしながらリンゴを食べるおばさん。

JAZZが長らく私のスウェーデンスーパーマーケットリンゴランキングの中で首位を占めてきましたが、ここ最近、その地位を脅かす新星があらわれました。そのリンゴの名は、Cosmic Crispコズミッククリスプ。もはやリンゴは地球から宇宙へ飛び出すパリパリサクサク新感覚食感。一噛みごとに、数多のリンゴの細胞が打ち砕かれ、爆発的リンゴ果汁の放出が起こり口内に無限に広がる。それは、Apple Galaxy...なんだか携帯電話の周波。

かくして個人的美味リンゴランキングはコズミッククリスプとジャズの同率一位となってます。

日本のリンゴの旬もすぐですね。フジ、王林、紅玉。私は「むつ」というリンゴのピンク色と独特の食感が昔好きでした。ピンク色の皮が薄くて、実が柔らかで。ちょっと古くなると、リンゴの果肉が粒子状にモロモロになってくるんです。なぜそんな古いリンゴを食べていたかというと、仏様のお供えにされていて、ちょっと古くなった段階で人間がいただいていたからだと思われます笑。もぎたてのむつリンゴはもっと違う食感なのだろうか。世界一というでっかいリンゴも時々お供えになってたなあ。懐かしいです。

🍐こちらで一般的な洋ナシ、この洋ナシはスーパーで売られている時は固いのですが、家に置いておくと結構な速さで追熟します。バナナと一緒くらいの速さで。噛むとカリカリ音がするような状態から、果汁が滴るように柔らかく甘くなる。最近それに気が付いた7歳が、洋ナシを所望する。ヌルヌルのやつを。と追熟具合を指定してきます。ヌルヌルになった洋ナシは、皮をむくのもフォークで食べるのもなかなか難しくて、手からも飛び出すし、フォークで刺しても滑り落ちるくらいです。時々、無念。床に落ちたり。と埃付きヌルヌル洋ナシを持ってきます。水で洗って食べたらいかがでござろう、と言ってみたら、母者はお忘れかもしれませぬが、もうそれはすでに以前に試しております、水で洗われた洋ナシは水の味がして旨さがひどく損なわれはなはだ残念にござる。と言われました。。むむう。では皮ごと召し上がられてはいかがか。

カリカリからヌルヌルを経てドロドロまで。甘く柔らかい洋ナシは腐れる前の束の間の時🍐🍎7歳とのこの他愛ない問答も束の間。

写真は20歳若者が授業で培養した自分の部屋のカビ胞子。一人暮らしだと思っていたけど一人じゃなかった笑。(注:目と口は私が付け加えたものです)

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