ニュース
ゆるんどるたるんどる
3月はやるべきことがとても多くて、がむしゃらに動き回った結果、埴輪のような顔になっています。日本は春爛漫でしょうか。今日私も、森の入り口で春の使者を見つけました。 犬の散歩のお礼にと、ご近所さんから、どっさり白樺の薪をいただいた(´;ω;`)ウッ…うれしい。隣の家が敷地内の白樺の木を切って、はす向かいのお宅がその白樺の木を、ちょうど良い薪サイズに割って(専用薪割り機を持っている)、ガレージの前に運んでくれるという、ご近所連携優しさリレーのプレゼント。わらしべ長者みたい。。すまんがこの薪をワシの反物と替えてくださらんか、っていう人が来たときは欲を張らずにいれるか?私よ。甚だ疑問である。 ガレージの中を掃除して、薪を積み上げて。新しく切り倒したばかりの白樺なので、ちゃんと乾くまで、ここで2年くらい寝ていただこう。おやすみなさい。2年後も家族皆元気でありますように。薪に願掛け。薪がきれいに積み上がり、たくさんある幸せと安心感。 昨日から夏時間になり、時計が1時間進んだことを忘れていた日曜日の午前中、11時に約束していた友達が家に迎えに来て焦った12歳女子、うちの時計は10時なのによそは11時なのかー、アレーって、上がパジャマのまま遊びに行きました。寒さのあまりにせかせか歩く必要もなく、ゆらゆら歩きながら散歩ができる幸せ。気持ちも緩んで、やることなす事も少し緩い感じですが。やっと来た春のゆるゆるに少し身を任せて。 お墓の権利の更新という書類を初めて目にした話。うちには守っているお墓がひとつ、ストックホルムのSkogskyrkogårdenにあり、(グレタガルボもアヴィーチーも眠る世界遺産の墓地です←墓自慢?墓マウント?笑)15年おきに、お墓の権利の更新時期のお知らせが来て、この先の15年またお墓の権利を継続するか否かを決定するそうです。お墓の権利は一年あたり1200SEK。感心しました。このシステムは、素晴らしいではないか。 墓地が遊び場のひとつだった子供時代を過ごした私は、墓地のもう誰も訪れることのないような昔の小さなお墓が集められた一角の墓石を見て、この人はどんな人だったんだろうと想像したことを覚えています。よほどの人でない限り、忘れ去られるのに、墓石だけ残るのも寂しい気がします。墓の15年契約。15年という長さにも、ゆるゆるとした時間の流れを感じませんか。墓があってもなくても、継いでくれる人があってもなくても、本当はどうでも良い事だと思いつつ、しかし、墓前で亡き人を思い、生死を感じて、目の焦点が合わないような空っぽの時間を持てるのは、万年迷える子羊の私には貴重な時間です。契約更新!サインして投函! 皆様、良い春をお過ごしください!
ゆるんどるたるんどる
3月はやるべきことがとても多くて、がむしゃらに動き回った結果、埴輪のような顔になっています。日本は春爛漫でしょうか。今日私も、森の入り口で春の使者を見つけました。 犬の散歩のお礼にと、ご近所さんから、どっさり白樺の薪をいただいた(´;ω;`)ウッ…うれしい。隣の家が敷地内の白樺の木を切って、はす向かいのお宅がその白樺の木を、ちょうど良い薪サイズに割って(専用薪割り機を持っている)、ガレージの前に運んでくれるという、ご近所連携優しさリレーのプレゼント。わらしべ長者みたい。。すまんがこの薪をワシの反物と替えてくださらんか、っていう人が来たときは欲を張らずにいれるか?私よ。甚だ疑問である。 ガレージの中を掃除して、薪を積み上げて。新しく切り倒したばかりの白樺なので、ちゃんと乾くまで、ここで2年くらい寝ていただこう。おやすみなさい。2年後も家族皆元気でありますように。薪に願掛け。薪がきれいに積み上がり、たくさんある幸せと安心感。 昨日から夏時間になり、時計が1時間進んだことを忘れていた日曜日の午前中、11時に約束していた友達が家に迎えに来て焦った12歳女子、うちの時計は10時なのによそは11時なのかー、アレーって、上がパジャマのまま遊びに行きました。寒さのあまりにせかせか歩く必要もなく、ゆらゆら歩きながら散歩ができる幸せ。気持ちも緩んで、やることなす事も少し緩い感じですが。やっと来た春のゆるゆるに少し身を任せて。 お墓の権利の更新という書類を初めて目にした話。うちには守っているお墓がひとつ、ストックホルムのSkogskyrkogårdenにあり、(グレタガルボもアヴィーチーも眠る世界遺産の墓地です←墓自慢?墓マウント?笑)15年おきに、お墓の権利の更新時期のお知らせが来て、この先の15年またお墓の権利を継続するか否かを決定するそうです。お墓の権利は一年あたり1200SEK。感心しました。このシステムは、素晴らしいではないか。 墓地が遊び場のひとつだった子供時代を過ごした私は、墓地のもう誰も訪れることのないような昔の小さなお墓が集められた一角の墓石を見て、この人はどんな人だったんだろうと想像したことを覚えています。よほどの人でない限り、忘れ去られるのに、墓石だけ残るのも寂しい気がします。墓の15年契約。15年という長さにも、ゆるゆるとした時間の流れを感じませんか。墓があってもなくても、継いでくれる人があってもなくても、本当はどうでも良い事だと思いつつ、しかし、墓前で亡き人を思い、生死を感じて、目の焦点が合わないような空っぽの時間を持てるのは、万年迷える子羊の私には貴重な時間です。契約更新!サインして投函! 皆様、良い春をお過ごしください!
立ち止まって重要な事を確認する
2月が過ぎていくのが早すぎた。とか言ってたら人生の終わりに、人生が終わるのが早すぎた…って言ってそうで、それは違う気がするので出かけた言葉を一旦飲み込みます。ぼんやりしていたら、2月が終わっていた。こう言ってたら、ぼんやりしていたら人生が終わっていた、ということになるかと思いますが、この方が自分の感覚にしっくりきます。 そんないつもぼんやりしている引きこもりの日本人を心配してか、しっかり者のご近所さんが、私にミッションを授けてくれました。ポメラニアンの2歳の女の子の散歩、昼の部😎。今度は動物セラピー?笑。ポメちゃんは日中一人でお留守番しているので、私とポメちゃんで週5回、お昼ごろに散歩することになりました。昼間のボッチコンビ、ここに😎🐶誕生。 先日、散歩していたら、向かいのおじさんに目撃され、犬🐶を飼ったんかいなー?って感じでびっくりした顔して近づいてきたので、「こりゃ、うちの犬じゃのうて、よその、ほれ、あそこん家の犬ですさかい」と言ったらなぜそんなに笑うのかと思うほど大笑いしていました。ちなみにおじさん自身も小さな犬を飼っている犬好き。 何も知らない人から見たら、日中、無人のよそ様の敷地によそ者が1人入っていき、よそん家から勝手によその犬を連れだし、楽しく散歩するミッション、悪いことはしていないのですが、毎回トキメキを与えてくれます💙それは、泥棒と間違われないかというドキドキの刺激😎✨でも、庭の砂利をザクザク踏んで入っていく足音で、ポメちゃんは、いち早くドアのところに来てくれて、家の中から嬉し鳴き?嬉し吠え?をしていてくれるので、それはそれは胸きゅんです。ほらね、皆さん、あれが聞こえますか?携帯電話は置いてくださいよ、私は泥棒じゃないですからね。 私が犬を散歩させるといっても私に決定権はなく、ポメ様が地面のにおいを嗅ぎながらマイペースで歩き、唐突にダッシュし、突然立ち止まり、時に寝転がり、何度もおしっこをし、たまにウンコをするあとを、よたよたとついていきます。犬の鼻から入る情報量が、人間の何倍あるんでしょうか、と感心するくらい。地面を匂い続けながら歩いている。散歩とは、歩くより、匂いを嗅ぐ方が、重要らしい。他の犬たちのウンコよりおしっこの匂いの方が重要らしい。時々、寝転がって体をこすりつけたくなる程魅力的なにおいを発する場所があるらしい。雨の日はテンションがあがるらしい。でも雨に濡れた足を拭かれるのは嫌らしい。私は、実は(そんなに勿体付けて言うことではない)コートの襟に猫のブローチを付けている所謂"猫派🐱"ではありますが、ポメちゃんのお散歩のお供ができて新鮮な毎日です。日本語オンリーで話しかけているので、ポメちゃんはそのうちバイリンガルになるぞ。(ポメちゃんの人生には何の役にも立たない)そして私は来年はコートのもう片方の襟に犬🐶のブローチを付けていたりして。今日は、ポメ様の匂い嗅ぎ待ち時間にそばに控えて立っている背中に太陽の光のあたたかさを感じました。ポメ様は今、鼻から春を嗅ぎ取っているのかな。 ぼんやりしてたらもう、春が来そうですよ。足りなくなるのを心配してケチって燃やしていた薪も豪快に使っていくぞ!(そしたらまた寒さのぶり返しが来る北欧の冬)皆様も良い春を🌸 写真は、ストックホルムをそぞろ歩く5歳児。こちらも、ポメラニアンと同じくらい突然立ち止まる。。。
立ち止まって重要な事を確認する
2月が過ぎていくのが早すぎた。とか言ってたら人生の終わりに、人生が終わるのが早すぎた…って言ってそうで、それは違う気がするので出かけた言葉を一旦飲み込みます。ぼんやりしていたら、2月が終わっていた。こう言ってたら、ぼんやりしていたら人生が終わっていた、ということになるかと思いますが、この方が自分の感覚にしっくりきます。 そんないつもぼんやりしている引きこもりの日本人を心配してか、しっかり者のご近所さんが、私にミッションを授けてくれました。ポメラニアンの2歳の女の子の散歩、昼の部😎。今度は動物セラピー?笑。ポメちゃんは日中一人でお留守番しているので、私とポメちゃんで週5回、お昼ごろに散歩することになりました。昼間のボッチコンビ、ここに😎🐶誕生。 先日、散歩していたら、向かいのおじさんに目撃され、犬🐶を飼ったんかいなー?って感じでびっくりした顔して近づいてきたので、「こりゃ、うちの犬じゃのうて、よその、ほれ、あそこん家の犬ですさかい」と言ったらなぜそんなに笑うのかと思うほど大笑いしていました。ちなみにおじさん自身も小さな犬を飼っている犬好き。 何も知らない人から見たら、日中、無人のよそ様の敷地によそ者が1人入っていき、よそん家から勝手によその犬を連れだし、楽しく散歩するミッション、悪いことはしていないのですが、毎回トキメキを与えてくれます💙それは、泥棒と間違われないかというドキドキの刺激😎✨でも、庭の砂利をザクザク踏んで入っていく足音で、ポメちゃんは、いち早くドアのところに来てくれて、家の中から嬉し鳴き?嬉し吠え?をしていてくれるので、それはそれは胸きゅんです。ほらね、皆さん、あれが聞こえますか?携帯電話は置いてくださいよ、私は泥棒じゃないですからね。 私が犬を散歩させるといっても私に決定権はなく、ポメ様が地面のにおいを嗅ぎながらマイペースで歩き、唐突にダッシュし、突然立ち止まり、時に寝転がり、何度もおしっこをし、たまにウンコをするあとを、よたよたとついていきます。犬の鼻から入る情報量が、人間の何倍あるんでしょうか、と感心するくらい。地面を匂い続けながら歩いている。散歩とは、歩くより、匂いを嗅ぐ方が、重要らしい。他の犬たちのウンコよりおしっこの匂いの方が重要らしい。時々、寝転がって体をこすりつけたくなる程魅力的なにおいを発する場所があるらしい。雨の日はテンションがあがるらしい。でも雨に濡れた足を拭かれるのは嫌らしい。私は、実は(そんなに勿体付けて言うことではない)コートの襟に猫のブローチを付けている所謂"猫派🐱"ではありますが、ポメちゃんのお散歩のお供ができて新鮮な毎日です。日本語オンリーで話しかけているので、ポメちゃんはそのうちバイリンガルになるぞ。(ポメちゃんの人生には何の役にも立たない)そして私は来年はコートのもう片方の襟に犬🐶のブローチを付けていたりして。今日は、ポメ様の匂い嗅ぎ待ち時間にそばに控えて立っている背中に太陽の光のあたたかさを感じました。ポメ様は今、鼻から春を嗅ぎ取っているのかな。 ぼんやりしてたらもう、春が来そうですよ。足りなくなるのを心配してケチって燃やしていた薪も豪快に使っていくぞ!(そしたらまた寒さのぶり返しが来る北欧の冬)皆様も良い春を🌸 写真は、ストックホルムをそぞろ歩く5歳児。こちらも、ポメラニアンと同じくらい突然立ち止まる。。。
うたかたかもすかも
世界的にシャンパンの売り上げが落ちているというニュースを読みました。その心は。どうしてだと思いますか。祝う気になれないから、だそうです。...。分かる。どうにも拭えないくすぶった気持ちでいるのは一人ではなかっただ。 そもそもシャンパンやカヴァは飲むことがありません。飲んでも戻ってきてしまうからです。飲みこんだはずのカバが出戻り。🦛ただいま~🦛もったいない。同じ体質の人を今までで一人だけ知っていますが、この体質は一定数存在するのでしょうか。小さな泡が美しく一列になって上がっていく、うたかたアルコール。ビールも強炭酸水も三ツ矢サイダーも戻ってこないのに不思議です。 でも、腐ってばかりいられない。一段階その先へ、発酵と熟成を目指します。優しい気持ちを忘れずに醸すわよ!それは、優しいか優しくないか。これをもとに巳年生まれの巳年を生きてみます。シャーっ~>゜)~~~正しさは、時に流される。優しさは、どんな困難な時代も変わらないのではないか。 いつか咲いた白い薔薇。納豆が引く白い糸。 人が生み出した、人の心を打つもの。音楽や、絵画や、詩や文章や、建築や、その他諸々の美しいもの。それぞれの人の心に響くもの。それは、祝う気になれない人の沈んだ気持ちを奮い立たせ、美しい世界に向かわせる勇気にならないものか。争いも破壊も残念な人間の一面ではあるけれども、人間はこんなにも美しいものを創り出してきたではないか。 今この時の、人の苦しみと幸せと。うたかたアルコール飲料が注がれた、細いクリスタルのフルートグラスに一列になって立ち上っていく泡。楽しい、悲しい、虚しい、美しい。うたかた、うたかた。 脳味噌の熟成が進みすぎてきたのでこの辺で切り替えて、今日もまた、きれいな皿を探すわよ~シャーっ~>゜)~~~ (写真は、近所のお城、Skokloster城の土産品売り場にあったオリジナル手提げです。内ポケットすらついてない、素っ気ない手提げ袋ですが、騎乗のやんごとなき姫君がなんと素敵。生地はベロアだと思います。もうひとつ別の姫バージョンもあって、そっちも素敵でした。買い込んで、日本に帰る時にお土産にしようかと思っていますが、この趣味はもらっても困るのかもしれない。みうらじゅんさんのいう、いやげものだったりして。私は毎日使っています) それでは、皆様、お健やかにお過ごしください!
うたかたかもすかも
世界的にシャンパンの売り上げが落ちているというニュースを読みました。その心は。どうしてだと思いますか。祝う気になれないから、だそうです。...。分かる。どうにも拭えないくすぶった気持ちでいるのは一人ではなかっただ。 そもそもシャンパンやカヴァは飲むことがありません。飲んでも戻ってきてしまうからです。飲みこんだはずのカバが出戻り。🦛ただいま~🦛もったいない。同じ体質の人を今までで一人だけ知っていますが、この体質は一定数存在するのでしょうか。小さな泡が美しく一列になって上がっていく、うたかたアルコール。ビールも強炭酸水も三ツ矢サイダーも戻ってこないのに不思議です。 でも、腐ってばかりいられない。一段階その先へ、発酵と熟成を目指します。優しい気持ちを忘れずに醸すわよ!それは、優しいか優しくないか。これをもとに巳年生まれの巳年を生きてみます。シャーっ~>゜)~~~正しさは、時に流される。優しさは、どんな困難な時代も変わらないのではないか。 いつか咲いた白い薔薇。納豆が引く白い糸。 人が生み出した、人の心を打つもの。音楽や、絵画や、詩や文章や、建築や、その他諸々の美しいもの。それぞれの人の心に響くもの。それは、祝う気になれない人の沈んだ気持ちを奮い立たせ、美しい世界に向かわせる勇気にならないものか。争いも破壊も残念な人間の一面ではあるけれども、人間はこんなにも美しいものを創り出してきたではないか。 今この時の、人の苦しみと幸せと。うたかたアルコール飲料が注がれた、細いクリスタルのフルートグラスに一列になって立ち上っていく泡。楽しい、悲しい、虚しい、美しい。うたかた、うたかた。 脳味噌の熟成が進みすぎてきたのでこの辺で切り替えて、今日もまた、きれいな皿を探すわよ~シャーっ~>゜)~~~ (写真は、近所のお城、Skokloster城の土産品売り場にあったオリジナル手提げです。内ポケットすらついてない、素っ気ない手提げ袋ですが、騎乗のやんごとなき姫君がなんと素敵。生地はベロアだと思います。もうひとつ別の姫バージョンもあって、そっちも素敵でした。買い込んで、日本に帰る時にお土産にしようかと思っていますが、この趣味はもらっても困るのかもしれない。みうらじゅんさんのいう、いやげものだったりして。私は毎日使っています) それでは、皆様、お健やかにお過ごしください!
太陽を食ふの候
キラキラしたホリデーシーズンは、家の外。家の中は通常の生活を、粛々と恙なく年末年始と続けてまいります。地味なるかな。黒い服を着て、ハンガリー発祥の牛飼いのスープを大鍋でぐつぐつ煮込んでいます。魔女です。ご心配なく。煮込んでいるのは牛飼いではなく牛の肉と野菜です。滋味なるかな。 暗いです。太陽の光が恋しい。先日、歯医者さんの定期健診に行った際、部屋もインテリアも真っ白空間で、白いまばゆいライトに照らされながら歯石取りをしてもらいました。約30分間、体と心が、光を吸収しているのを感じました。これは光セラピーか。光に包まれる心地良さ。目を閉じていてもぼんやり明るい。はいー、終わりました~と言われて目を開けた時感じた、光に充ち足りたありがたい気持ち。歯科衛生士さんの優しい笑顔。思わず正座してナンマイダと手を合わせそうでした。日照時間が極端に短い今の時分、数日どんよりとした空模様が続くこともしばしばです。意識はしていなかったけれど、こんなにも、光に飢えておったのか我が身よ、と思った光の歯医者体験でした。 一番暗くなる冬のこの時期に、スウェーデンの人々が食べるサフランパンLussekattは、サフランで色を付けた黄色くてほんのり甘いパン。Lussekattの黄色は、太陽の光を表していて、スウェーデンでは太陽の光がない冬の時季に太陽の光を体に取りこむためにこのパンがあるのよ!と聞いた覚えがあります。本当かどうか定かではありません。太陽の光を食べて体に取りこむとは、かなり太陽光不足で追い詰められた精神状態でないと発想しなさそうですが、私も今はそのスウェーデン人のおばさんの太陽光摂取説に頼って、サフランパンを好んで食べます。(おばさんの冗談かもしれないけれど)太陽の光を食ふワタクシ。口に入れて咀嚼され、食道をボンヤリ光りながら落ちていくサフランパン…。ひたすらルッセカッツを食べる、北欧の冬のルセ活。食べ過ぎで体が提灯のように膨らんで丸くなるかもしれません。そういえば、深海に棲むチョウチンアンコウは、自前の光を灯していますね。あの発光はバクテリアの光なんでしょうか。それとも自家発光?こちらの人が、冬にキャンドルを好んで灯すのもチョウチンアンコウと似て、灯活。 来る新しい年が光射す年であってほしいです。個人的2025年の目標は自宅の屋根吹き替えです。げに現実的で切実。破れたるやより日の明かり差しこむは、さすがに、いとすさまじきものにて。 皆様、今年もありがとうございました!心より感謝申し上げます。どうぞ、お元気に良いお年🐍をお迎えください。
太陽を食ふの候
キラキラしたホリデーシーズンは、家の外。家の中は通常の生活を、粛々と恙なく年末年始と続けてまいります。地味なるかな。黒い服を着て、ハンガリー発祥の牛飼いのスープを大鍋でぐつぐつ煮込んでいます。魔女です。ご心配なく。煮込んでいるのは牛飼いではなく牛の肉と野菜です。滋味なるかな。 暗いです。太陽の光が恋しい。先日、歯医者さんの定期健診に行った際、部屋もインテリアも真っ白空間で、白いまばゆいライトに照らされながら歯石取りをしてもらいました。約30分間、体と心が、光を吸収しているのを感じました。これは光セラピーか。光に包まれる心地良さ。目を閉じていてもぼんやり明るい。はいー、終わりました~と言われて目を開けた時感じた、光に充ち足りたありがたい気持ち。歯科衛生士さんの優しい笑顔。思わず正座してナンマイダと手を合わせそうでした。日照時間が極端に短い今の時分、数日どんよりとした空模様が続くこともしばしばです。意識はしていなかったけれど、こんなにも、光に飢えておったのか我が身よ、と思った光の歯医者体験でした。 一番暗くなる冬のこの時期に、スウェーデンの人々が食べるサフランパンLussekattは、サフランで色を付けた黄色くてほんのり甘いパン。Lussekattの黄色は、太陽の光を表していて、スウェーデンでは太陽の光がない冬の時季に太陽の光を体に取りこむためにこのパンがあるのよ!と聞いた覚えがあります。本当かどうか定かではありません。太陽の光を食べて体に取りこむとは、かなり太陽光不足で追い詰められた精神状態でないと発想しなさそうですが、私も今はそのスウェーデン人のおばさんの太陽光摂取説に頼って、サフランパンを好んで食べます。(おばさんの冗談かもしれないけれど)太陽の光を食ふワタクシ。口に入れて咀嚼され、食道をボンヤリ光りながら落ちていくサフランパン…。ひたすらルッセカッツを食べる、北欧の冬のルセ活。食べ過ぎで体が提灯のように膨らんで丸くなるかもしれません。そういえば、深海に棲むチョウチンアンコウは、自前の光を灯していますね。あの発光はバクテリアの光なんでしょうか。それとも自家発光?こちらの人が、冬にキャンドルを好んで灯すのもチョウチンアンコウと似て、灯活。 来る新しい年が光射す年であってほしいです。個人的2025年の目標は自宅の屋根吹き替えです。げに現実的で切実。破れたるやより日の明かり差しこむは、さすがに、いとすさまじきものにて。 皆様、今年もありがとうございました!心より感謝申し上げます。どうぞ、お元気に良いお年🐍をお迎えください。
朝の空
昨日の朝は、まだ暗いうち、AM7:30に車で出かけました。暁闇から、日の出の前から空が色付き始めるそのひととき…。降りやみつつある細かな小雨は車のヘッドライトに照らされて銀色。 その車窓からの風景を見る、隣に座る12歳女子から出た言葉は、"何か、エモっっ❤!"私は大笑いして、次に妙に感心し、新しい世代は、ヤバっ、エグっ、エモっ、キモっ、を知っていれば、この3文字の活用で一日の他者とのコミュニケーションを乗り切れるのかもしれないと感心しました。 エグい早起き、たたき起こされて。エモい朝焼けを見た。ヤバいくらい感動して。キモい鳥肌が立った。 どうでしょう、このポエム。ダメか。 主語がないので、そなたがエモいのか、こなたがエモいのか、どなたがエモいのか。もしくは総じてすべてがエモいを共有するのか。一体化するのか。エモいは、すでに広辞苑に載っているのでしょうか。(広辞苑世代、笑) ひとしきり感心した後に、もっと本を読んだら、この美しい夜明けの情景を、美しい日本の言葉たちで表現できるようになるでしょう、と12歳女子に伝えました。 でも確かに、ある美しい夜明けに二人で共感できたのです。その言葉で。心に触れた、細かな雨と朝焼けが、エモくした。あなたも、私も。促音含め短い3文字で、そこまで共感できるということにびっくりします。 エグいほど、きれい。ヤバいくらい、美味しい。肯定な意味にも使われるという強引な柔軟さ。さらに、えっぐ!やっば!などの促音の位置の変化で、ますます強調されるようです。 このような言葉を普段自分で使わななくても、この強調を汲み取れるのは何故なのでしょう。不思議な日本語。 私の推しは、アンティークのマイセン❤エモい。 今日は、何年かぶりにお城のクリスマスマーケットに行きました。15歳男子は、渋いおっちゃんの屋台で、鹿の干し肉を購入。彼の先々の夢は猟師と自給自足。家に着いて、早速マイナイフで肉を削っていました。 写真はお城の横にある教会。帰りに寄り道してごあいさつ。祈りの場は、いつも誰でも迎えてくれます。 皆様、どうぞお健やかに、一年最後の月をお過ごしください。
朝の空
昨日の朝は、まだ暗いうち、AM7:30に車で出かけました。暁闇から、日の出の前から空が色付き始めるそのひととき…。降りやみつつある細かな小雨は車のヘッドライトに照らされて銀色。 その車窓からの風景を見る、隣に座る12歳女子から出た言葉は、"何か、エモっっ❤!"私は大笑いして、次に妙に感心し、新しい世代は、ヤバっ、エグっ、エモっ、キモっ、を知っていれば、この3文字の活用で一日の他者とのコミュニケーションを乗り切れるのかもしれないと感心しました。 エグい早起き、たたき起こされて。エモい朝焼けを見た。ヤバいくらい感動して。キモい鳥肌が立った。 どうでしょう、このポエム。ダメか。 主語がないので、そなたがエモいのか、こなたがエモいのか、どなたがエモいのか。もしくは総じてすべてがエモいを共有するのか。一体化するのか。エモいは、すでに広辞苑に載っているのでしょうか。(広辞苑世代、笑) ひとしきり感心した後に、もっと本を読んだら、この美しい夜明けの情景を、美しい日本の言葉たちで表現できるようになるでしょう、と12歳女子に伝えました。 でも確かに、ある美しい夜明けに二人で共感できたのです。その言葉で。心に触れた、細かな雨と朝焼けが、エモくした。あなたも、私も。促音含め短い3文字で、そこまで共感できるということにびっくりします。 エグいほど、きれい。ヤバいくらい、美味しい。肯定な意味にも使われるという強引な柔軟さ。さらに、えっぐ!やっば!などの促音の位置の変化で、ますます強調されるようです。 このような言葉を普段自分で使わななくても、この強調を汲み取れるのは何故なのでしょう。不思議な日本語。 私の推しは、アンティークのマイセン❤エモい。 今日は、何年かぶりにお城のクリスマスマーケットに行きました。15歳男子は、渋いおっちゃんの屋台で、鹿の干し肉を購入。彼の先々の夢は猟師と自給自足。家に着いて、早速マイナイフで肉を削っていました。 写真はお城の横にある教会。帰りに寄り道してごあいさつ。祈りの場は、いつも誰でも迎えてくれます。 皆様、どうぞお健やかに、一年最後の月をお過ごしください。
朽ちていく過程
北のヨーロッパの城の庭で、木の葉隠れの術の習得をめざす5歳。いつまで待っても敵は現れなかった。 朽ちてまた土になるたくさんの葉っぱ。針葉樹を除いて、木々は寒々しい姿。夏時間も終わり、また、暗くて長い冬がやってきます。 築48年の家は、待ったなしで屋根瓦を葺き替える頃合いのようです。屋根のエキスパートに屋根の様子を診てもらったところ、苔が生えてるし、ヒビも入ってるし、瓦一枚飛んでます、もうすぐ穴が空きそうです。一言で言うと、終わってます。との事でした。…ちーん。朽ちてゆく屋根。後日届けられた恐怖の見積もり書を開いてびっくり仰天。ちょーっと、返事は待ってもらえますか、ウフフ。と言って一旦お断り。 お客様の皆さま。これ、ずっとあるけど売れてないわでも高いわちょっと欲しいけど。というお品がありましたら今値下げ交渉のチャンスです。 (破れ屋根から現実逃避したい時、スウェーデンの不動産仲介会社のhemnetのインスタグラムを開きます。売りに出されている家々の素敵でおしゃれな事と言ったら。ザ、北欧のお洒落な暮らしの家が次から次へ現れます。そこに住んでいる妄想、をするのがとても楽しいです。インテリアの参考にもなるかもしれません。楽しいですよ。) 話は変わって、忍びの5歳児の通う保育園の活動が興味深く、自然の中で育ってる感を強く感じます。基本的に、雨が降っても外遊び。もう、ぐちゃぐちゃのどろどろになって、親と洗濯機が泣けてくるほどの良い仕事をして帰ってきます。冬は外気温マイナス10℃でも、基本的に外遊び。そして、先生と一緒に列をなして森の中へしばしば赴くちびっ子たち。ある春の日は、野ウサギのウンチを持ち帰り、植木鉢の土に埋めて何かが芽吹くか観察。それで、野ウサギが何の植物を食べたか判明するそうで、ハンナ先生は後日、今回は残念ながら何も芽吹かなかったと話してくれました。こないだは、リンゴの芯と、紙袋と、ゴム手袋と、空き缶の蓋とを木の板に釘で打ち付けて、森の土の中に埋め、春になったら掘り返して何が起こったかを観察するとの報告がありました。土の中で朽ちていくリンゴの芯、子供達の脳みそと好奇心は育くまれる。楽しい保育園の先生たちはイキイキ✨キラキラしています。 子供たちの上に降り注ぐものは、雨粒や、雪や、落ち葉や笑い声であってほしい。コンクリート片や粉じんや悲鳴ではなく。朽ちてゆくというのは、緩やかで自然な時間が流れた証拠かもしれません。朽ちてゆく破れ屋根、落ち込んではいられない。朽ち果てる前に何とかせねば。
朽ちていく過程
北のヨーロッパの城の庭で、木の葉隠れの術の習得をめざす5歳。いつまで待っても敵は現れなかった。 朽ちてまた土になるたくさんの葉っぱ。針葉樹を除いて、木々は寒々しい姿。夏時間も終わり、また、暗くて長い冬がやってきます。 築48年の家は、待ったなしで屋根瓦を葺き替える頃合いのようです。屋根のエキスパートに屋根の様子を診てもらったところ、苔が生えてるし、ヒビも入ってるし、瓦一枚飛んでます、もうすぐ穴が空きそうです。一言で言うと、終わってます。との事でした。…ちーん。朽ちてゆく屋根。後日届けられた恐怖の見積もり書を開いてびっくり仰天。ちょーっと、返事は待ってもらえますか、ウフフ。と言って一旦お断り。 お客様の皆さま。これ、ずっとあるけど売れてないわでも高いわちょっと欲しいけど。というお品がありましたら今値下げ交渉のチャンスです。 (破れ屋根から現実逃避したい時、スウェーデンの不動産仲介会社のhemnetのインスタグラムを開きます。売りに出されている家々の素敵でおしゃれな事と言ったら。ザ、北欧のお洒落な暮らしの家が次から次へ現れます。そこに住んでいる妄想、をするのがとても楽しいです。インテリアの参考にもなるかもしれません。楽しいですよ。) 話は変わって、忍びの5歳児の通う保育園の活動が興味深く、自然の中で育ってる感を強く感じます。基本的に、雨が降っても外遊び。もう、ぐちゃぐちゃのどろどろになって、親と洗濯機が泣けてくるほどの良い仕事をして帰ってきます。冬は外気温マイナス10℃でも、基本的に外遊び。そして、先生と一緒に列をなして森の中へしばしば赴くちびっ子たち。ある春の日は、野ウサギのウンチを持ち帰り、植木鉢の土に埋めて何かが芽吹くか観察。それで、野ウサギが何の植物を食べたか判明するそうで、ハンナ先生は後日、今回は残念ながら何も芽吹かなかったと話してくれました。こないだは、リンゴの芯と、紙袋と、ゴム手袋と、空き缶の蓋とを木の板に釘で打ち付けて、森の土の中に埋め、春になったら掘り返して何が起こったかを観察するとの報告がありました。土の中で朽ちていくリンゴの芯、子供達の脳みそと好奇心は育くまれる。楽しい保育園の先生たちはイキイキ✨キラキラしています。 子供たちの上に降り注ぐものは、雨粒や、雪や、落ち葉や笑い声であってほしい。コンクリート片や粉じんや悲鳴ではなく。朽ちてゆくというのは、緩やかで自然な時間が流れた証拠かもしれません。朽ちてゆく破れ屋根、落ち込んではいられない。朽ち果てる前に何とかせねば。